2046

上映時にみることが出来なかったが、香港から帰国後、やっと鑑賞。
60年代のスーツ姿のトニー・レオンが一番好き。またタクシーの中で前髪をたらして寝ている姿も好きなシーンだが、『恋する惑星』にも同じシーン(同じ並び!左にトニー)が思い起こされる。これは監督の演出なのかトニー・レオンの演技なのか?
花様年華』の続編となるのでこちらを先にみてからのほうがストーリーはわかりやすいかも。しかし、木村拓哉は金城武にだんだんみえてきた。。。。
『花様年華』の抑えた演技に比べると、『2046』はかなり感情が表現されているが、お互いに思っているのにすれ違っていくのはやはりせつなすぎる。
悲情城市』をみてトニーのファンになった私は、その後上映された出演映画『欲望の翼』を見にいって絶句!
トニーをみるために行ったのに出演シーン最後のタイトルロールの数分だけ、それも顔はほとんど映らず。映画は割と良かったので怒りにかわらなかったが。。。とほほだった。しかしこの映画も60年代の香港。トニーもビッシッとオールバックのスーツ姿。当時はまだ若く、『花様年華』『2046』ができるにはやはり長い時間が必要だったのだと納得している今日この頃。

無間道(インファナル・アフェア)

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ヤン役のトニー・レオン好きなので、ずっと見たかったのだけれど、やっと香港旅行前の予習として3本連続で。
最高!!
黄警視もなにげに気になる。。。しかし、竹内豊と石橋凌のキャスティングは。。。。。。。
あとはロケ地(電影館as films go by -香港篇-)を調べてプリントしたものを持参していざ出発。
実際にロケ地に行けたのは、『恋する惑星』の「重慶大厦」と「行人電動樓梯」。いつもみていた映画の中の風景や街並が目の前にあり、その中にいると思うとかなり感動。3日間という短い日程だったので、次はぜひゆっくりとロケ地巡りをしたい。
ピザ・ハットの広告に出ているらしく、ヤンの若いころを演じていたショーン・ユーの笑顔をバスとすれ違う度に見れたのは♡

アンジェラ

2006年5月13日 シネプレックス水戸
オープンしたばかりのシネコンで。
リュック・ベッソン監督の6年ぶりの新作となれば、前売り券で封切り日に観る。
なのに観客は、約5人ほどで、さみしすぎる。やはりこの手の映画はだめなのか?
それとも郊外のシネコン(駐車場無料)へ流れたか?
ショートカット(or ショートボブ)、そして強い意志を感じさせる目力。
上映中、この監督の好きな女性ってこんなタイプ(私も好きなのだけれど)なんだなあとつくづく思った。
それにしても、足長!
ストーリーはタイトルからわかるので、どちらかというと台詞と画面を楽しんだ。あとはラストはどうなるか?
シンプルなストーリーになったというか原点に戻った?
世界的に病んでいる人が多いのか?あまり幸せでない人向けで、幸せな人がみてもおもしろくないのでは。
なのでデートにはおすすめできないけれど、観た後熱く語れる映画好きな二人は別ですが。
10本目の今作で監督は終わりといっているけど、プロデューサーだけでなく、何年後でもよいので、ぜひ監督作品をまた撮って欲しい。10本のうち最初の1本目だけまだ観ていないのだが、といっても12分の短編で、これを長編映画化したのが『最後の戦い』らしい。
1987年7月8日 PARCO劇場
当時、ちょっとモノクロ映画に凝っていたので、それだけで観に行ったと思うのだけど、レイトショーでこの時もお客さんは10名未満だったような。途中ところどころ眠ってました。

ベアテの贈りもの

2005年6月25日
ドキュメンタリー。
今、自分に選挙権があること、一人で働きながら生活できること。
戦前、それを出来ないがために手に入れる努力をした女性達がいて、
そしてこの女性が1945年日本にいたことで、私たちはそれを手に入れることができた。
その幸せに感謝。そしてこれを守り、現実を憲法に近づける努力を。
1945年のクリスマス―日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝

ゲルマニウムの夜

2006年5月5日
動物園にいたのが嘘のように180度違う世界へ。
おもしろかった。出てくる人全てかわいく愛おしい。
パンフレットに書かれていた夏石さんの文章を、そうそうとうなづきながら読んでしまった。
きっと、今だからそう思うのかもしれない、20代で観ていたらそう思わなかっただろう。
そう思うと10年後に観たらまた違う感想を持つのだろうか。
それとも、大人になってしまったさみしさをまた感じるのだろうか。

スカーレット・レター

スカーレットレター
2005年6月18日
ハン・ソッキュ好きなのでこれまた前売り券購入済み。
ほとんどの映画をみているので見逃せない、二重スパイ後の作品。
ハン・ソッキュの演技を久しぶりの観れて良かったのか、
ビールが飲みたくなり、はじめて一人でお酒を飲みに。
前から入ってみたかった上野駅のお店で黒ビールとフィッシュ&チップをつまんで帰宅。
主演女優のイ・ウンジュの遺作で、後半かなり重い映画だったのに。。。不倫中の方はご注意を。
同じタイトルでスカーレット・レターという作品もあり、こちらを先にみておくことをおすすめ!!

クローサー


昨年(2005年)5月、深夜バス(名古屋行き)の出発まちの間に『クローサー』を観る。
ジュード・ロウ好きなので前売り券を購入していたが上映終了直前の駆け込み。(ここ数年上映本数が増えたためか、すぐに観に行かないと数週間で打ち切りられてしまう。。。)
この後、ジュード・ロウの出演作品ってあったかな??

エターナル・サンシャイン

4/16の市原・千葉戦の勝利の後、『エターナル・サンシャイン』を観る。
脚本が『マルコヴィッチの穴』『ヒューマンネイチュア』のチャーリー・カフマン。
『ヒューマンネイチュア』に続いてコンビ2作目のミシェル・ゴンドリー監督。

この2人の名前をみれば見逃せない。
ストーリーと実際のタイムラインが逆なので話になれるまでは、頭の中は???。慣れると次々と伏線?がつながっていく快感が楽しめる。普通の男性役をみごとに演じているのがジム・キャリー。濃いキャラのイメージがあるがそんなことは全くない。
この映画を観る前に、ダライ・ラマに日本の女性が会いにいく番組をみていたからなのか、映画をみながらいろいろ考えた。
この中で前世について、ある男性が「年齢に関係なくマナーの悪い人っているけれど、その人は人間に生まれ変わったのが初めてだからしょうがないんだよ」と言っていた。
だからよい意味で大人びた子供などは人間に何度も生まれ変わって悟りの境地に近づいてる人だったりするのかな?また動物でも、馬鹿な人間の行動を何か言いたそうにみているねこなどは既に何度も人間に生まれ変わっていて、ゴールに近い魂だったりするのかな?
わりとストーリーのつかみにくい映画なのに、自分自身でもいろいろ考えながらみていたので、かなり疲れたが、じ〜んとした映画。
記憶を消す話だが、記憶というか思い出は良くて悪くても多く覚えていたい。
思い出が唯一自分自身が生きてきた証みたいなものなのかもしれない。自分自信の記憶や自分以外の人の記憶に残る記憶。
そして、自分で自分の嫌なところがあるのだから、他人の嫌なところがあっても一緒にいたいと思えるか?またそれを認めて一緒にいられるか?それが恋愛や結婚が長続きするコツなのか?

愛の神、エロス

ウォン・カーウァイ
スティーヴン・ソダーバーグ
ミケランジェロ・アントニオーニ
の3人がそれぞれ1編づつ監督した映画。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督以外はよく作品を見ているので、機会があればと思っていたので、4/29 Apple Storeを後にし、近くの映画館へ(金曜日がレディスデーで900円!)。
ウォン・カーウァイ監督作品は『花様年華』と並び評されていたとおり3編の中では一番良かった。映画の時代設定のころの男女ってなぜか「かっこいい」。
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品は、なんといっても出演しているロバート・ダウニーJr.
「アリー my ラブ」後の「ゴシカ」を観逃しているので、逮捕後の動く姿をやっと観ることができた。やはり良い俳優!けっこう監督らしく不思議な映画。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品はあまり観ていないので、どういう映画をつくってきたかよくわからないが。。。女性が裸で自由に踊る姿は???