ウィンター・ソング

2006年11月19日 シネプレックス水戸
アップが多く、金城くんにドキドキの2時間弱。
君のいた永遠<とき>』の空を見上げる姿に涙ものだったけれど、
やはりこんなせつない役がにあう役者は他にいないよ。
(次作はなんとトニーレオンとの共演。絶対見逃せない。)
相手役のジョウ・シュンはすごくかわいい!
女優の役でのアップになると化粧などじーっと観察。
ミュージカル映画ということを忘れて、
男性のためのラブストーリーにすっかり入り込んでいた2時間。

アンリ・カルティエ=ブレッソン

2006年8月6日 渋谷ライズX
テレビ東京の美の巨人たちをたまたま見て、絶対映画を観に行こうと決めた作品。
ほんの一瞬の写真の中に隠された緻密な計算。
みていて心地よいのは、この計算による構図。
今は亡き写真家自身の話を聞かずにはいられない。
それは、歴史に立ち会った目撃者の話を聞くことになるのだから。

ライフ・イズ・ミラクル

2005年7月30日 シネスイッチ銀座
アンダーグラウンド』をみてからこのエミール・クストリッツァ監督の新作は見逃すことは出来ない。
ほんとはとてもとてもとても悲劇的なのに、喜劇。
クストリッツァ監督の映画をみると、絶望的になればなるほど笑うしかなくなるということ。
そして絶望から立ち直るのは笑いが必要だということを教えてくれる。
どの映画も見終えた時に、現実は厳しいけれどちょっと希望はもっていいよね。と少しあたたかい気持ちにさせてくれる。
だから、きっと次もみに行く気になるんだね。(勝手に「心の師匠」と呼んでます。)

ドリーマーズ


『ラストエンペラー』のベルナルド・ベルトルッチ監督作品。『4th MEDIA』で鑑賞。
R-18ということもあるのか、『ラストタンゴ・イン・パリ』を引き合いにだされる作品だけれど、映画の中にもでてきた『はなればなれに』、姉弟から『恐るべき子供たち』『エリザとエリック』を思い出した。

グッドナイト&グッドラック

2006年7月8日 水戸水リードシネマ
TOHOシネマズひたちなかでも5月下旬に上映していたのだが、すぐに終了してしまって、やはり六本木まで行くしかないかと思っていたら、映画館前のポスターを先月発見したので、待って映画館へ。リードシネマさんありがとう!
グッドナイト&グッドラックは、マッカーシー上院議員の「赤狩り」の圧力と戦った話。
子供のころ歴史で勉強して、あのアメリカでさえ言論に圧力がかかるのかと残念に思ったのがかなり印象深く、なぜかこれを扱った映画や権力に立ち向かう映画は大好きで見ている。

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