ペドロ・アルモドバル監督作品
今回の作品は監督の私的な映画ということもあるのか「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」と違った映画。前の2作品のような映画を期待して観たからか少し期待がはずれた感じがした。
カテゴリー: 映画
レディ・ジョーカー
数年ぶりに会った友達にさそわれてみてきた。
特に本は読んでいなかったので、ほとんど話を追っているだけだが、岸部一徳、長塚京三など私の好きな役者さんばかりというのもあってかなり楽しめた。
時間的に削られたエピソードが多数あるということなので小説が読みたくなった映画。
世界で一番不運で幸せな私
前売り券をもっているにもかかわらず、わざわざ金曜日のレディースデーに立ち見で。
受付で「他の日なら座れます」と言われたけれど「今日しかこれないので」と入場する。
休日でなければ19:20開始の映画なんてみれないもの。予告CMがあるから遅れても大丈夫と30分過ぎに。木曜日に観ようと思ったのだけれど、間に合わないので金曜日にしたのに。
銀座界隈の映画館は遅くても19時の回が最後だから仕事帰りにはなかなか観にいけない。
最後はどうやって話を終わらせるのかと思っていたら、その手できましたか。
『アメリ』が嫌いな人はダメな映画かもしれない。好きな私は大丈夫だったが、ちょっとイタイなと思う所も。
やはりズレてしまった恋愛はハッピーエンドにはならないのか。これがハッピーエンドといえなくもないが。
何度も流れる「バラ色の人生」は妙にあっていた。幸せな歌なのになぜかせつないのはエディット・ピアフだからか。あるいは、不器用な恋愛は自分のことを思い出してせつなくなったのかもしれない。
ターンレフト・ターンライト
華氏911
大統領選の前に観る!とあわてて映画の日の1日に映画館へ。
公開されてからかなりたつけれど、時節がらか映画の日だったからかわりと人が入っていた。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』と比べると迫力とか勢いがなかった。
カンヌのでの評価のあとイラク報道のクールダウンがあったとはいえ、大統領選挙や人質殺害などがあったが、アメリカもイギリスもすでに嘘を認めてしまったからなのか。
イラク戦争ってなぜはじまったのかがだんだん曖昧になってきた今みると、
ほんとこの戦争って何のため????事の起こりはテロの報復。
なのにビンラディンはまだ捕まらず、イラクの人が毎日死んでいる。
その上、ブッシュの再選が決まってしまって、あと4年世界は暗いままなのか?
オムニバス映画『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』のスパイク・リーの『ゴアVSブッシュ』を観たとは、ほんとに選ばれた人が大統領になったのかという不信感や怒りが込み上げてきたけれど、4年たっても同じだなんて。この国に民主主義をといわれてもネ。
『おい、ブッシュ、世界を返せ!』
マイケル・ムーア著
黒原 敏行訳
LOVERS
そんなに歯が痛いのに、11日はヘアーカットだけではなく、映画も観ていた。
だってもう終了してしまうから、金城ファンとしては見逃せない。
観ていて、冠もので「MISTY」を思い出した。それよりはやはりこちらのほうが○。
タイトル通り恋愛もの。アクションもよかった。(あまりこういうアクションものはみないので。。。)
「HERO」をビデオでみて、これは映画館で観なくてはおもしろくないと思ったので無理したかいがあった。
ちょっとポワンとした役の金城くんが好きなので、次の「ターンレフト ターンライト」はかなり期待している。
赤線
私の好きなレトロな世界なので、チラシをみて必ず映画館でみると決めていた1本。
その上、ハイビジョン映像のデジタルとなると見逃せない。
バーを改装して映画館にしているためか、デジタルと意識しすぎたのか、フィルムとの違いを考えながら見てしまた。メインカラーが「赤」のせいなのか、フィルムの「青」のとは違い、落ち着かない感じがした。
映画の内容としては可もなく不可もなく。(清順作品と比べてしまうので。。。)
ラストシーンだけロケだと思うけど、この絵が取りたかったのか?
彼岸花がでてくるのもあるが、このシーンは好き。