イヌの日/阿佐ヶ谷スパイダースPRESENTS

2006年11月25日 本多劇場
2004年4月の『たらくおとこ』に嫉妬していらい、ずっと見たいと思っていたのだけれど、なかなか入手が難しくなってきた長塚作品。
6年ぶりの再演だそうだけど、初期の頃から成長を見続けてこれた人がうらやましい。
役者一人一人の演技に引きつけられながらのあっという間の2時間半でした。
2作品しか見ていないのだけれど、どちらも決してハッピーエンドではなく、だからといって後味の悪いわけでもなく、しかし何かしら考えさせられてしまうお話。
鬱屈した若者の話はよく自主映画や芝居で描かれる永遠のテーマであるけれど、今までになかったような気がするのは暴力の向こうには悲しさがあるからなのだろうか?

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