アンチロックワイズ・ワンダーランド/阿佐ヶ谷スパイダース PRESENTS

2010年1月30日 本多劇場
ロンドン留学から帰国後第一作。
2007年『少女とガソリン』依頼の長塚作品の観劇。


観たことがある『少女とガソリン』『イヌの日』と比べるよりも寧ろ全く違うタイプの作品と考えた方が良さそう。主演は光石研さん。
留学直前に公演した2008年『失われた時間を求めて』と関連あるそうなので、
台本を購入して読んでみると、猫を探す人が出てくるがストーリーは今回よりかなりシンプル。
この『失われた時間を求めて』をより深くしていったのが今回の作品らしい。
確かにストーリーは難解。
舞台美術がシンプルなので言葉(台詞)で説明されるいるところを想像することが多くかなり頭を使ったのでより難しく感じたのかもしれない。
階段から落ちた女性が野口と話しているくだりは、かなりグロテスクなのだが官能的だったのが印象的。
京極夏彦の『数えずの井戸』を読んでいる途中だったせいか、『数えずの井戸』とシンクロするところも。
開演直前に劇場に着いたので慌てて席に向かうと、渡辺謙さんらしき人が!
朝ドラ『はね駒』の頃から大好きな俳優さんだったので一日♪
どうやらご夫婦で来ていたらしい。ちなみに奥様の南果歩さんも大好き!

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