硫黄島からの手紙

2006年12月20日 シネプレックス水戸
硫黄島シリーズの2本をみようと思ったのが、実際に硫黄島の戦いで帰還した人のどうやって生き残ったのかという番組をみたから。
硫黄島だけでなく南方や東南アジアで戦った人の話には、それこそ虫や人間の肉を食べたとか実際の戦闘以外の生きて行くのに残酷で地獄だけれど、この映画はその部分はあまりなし。
日本人が日本語で撮られている映画だけれど、これはアメリカ映画。


負傷したアメリカ兵の母からの手紙や、日本兵が淡々と家族へ書く手紙のシーンは、
戦っているのはお互いに普通の人間なんだよ、見ている人へのメッセージのよう。
そして、捕虜を殺す日本と丁寧な扱うアメリカという固定概念を逆転させていておもしろい。
結局、こんな状況になったときにやはり個々の人間性なんでしょうか。そして、硫黄島の戦いではなぜ非戦闘員の死者がいなかったのか?島民は戦闘が始まる前に島を脱出させていたんだと納得。それが沖縄戦との違い?でも人口が違うからなあ。。
2本みて思ったのは、アメリカは硫黄島や沖縄で手こずったから、原爆を落とすことにしたのか?
アメリカは持久戦に懲りていないのか、朝鮮半島、ベトナム、イラン、アフガニスタン、イラクとそう簡単に終わらない戦争をするんだろう。
しかし、『太陽』も『硫黄島からの手紙』も外国映画。やはりこういうタイプの映画は日本では制作されないいのだろうか?教育基本法も改正されたことだし、基本法に抵触するような映画は難しいんだろうな?となるとやはり外国映画か。。。

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