自分の感受性くらい/茨木のり子

自分の感受性くらい
は、20代半ば仕事に迷っていた時に、新聞で紹介されていた詩(詩集のタイトルにもなっている)の一節を読んで、すぐ購入した詩集。自分に負けそうになった時に叱咤激励してくれて、大人になるときちんと叱ってくれる人が周りにいなくなるけれど、本物の大人を感じさせてくれる。
ここ数年、すっかり自分に負けて立ち上がることのできていない私は、この詩集を開くことがほとんどなかったのだけれど、著者茨木のり子さんの訃報をしって、再び開いてみた。
すっかりカラカラに乾いてしまっていた自分の感受性を、知っていながらみないふりをしてきた私。
倚りかからず
ももちろん購入。座り込んで路頭に迷っている私を発見。

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