セゾン 堤清二が見た未来/鈴木 哲也

セゾングループの書籍が出るとつい買ってしまう。

経営者であり文化人(詩人・小説家)であった堤氏の
私は華やかな面だけでなく「反体制」として立ち向かう精神に惹かれていたんだと再確認できた。
そして、私も理想を引き継ぎたい。

MUJI、西武百貨店、パルコ、ロフト、リブロ、WAVE
J-WAVE、チケットセゾン(イープラス)、ホテル西洋銀座、インターコンチネンタルホテル、吉野家、ファミリーマート

一章無印良品「MUJI」の海外展開で堤氏の教えを守っているという。

P60
「日本らしさ」や「クールジャパン」といったイメージを打ち出さないルールだ。

やたら行政や国が踏み込んでくることに苦々しく思っていたので共感。

三章パルコの最後に

P152
文化とは、異質なものを認める多様性そのものである。
堤はそれを深く理解していたに違いない。

なぜか、最後に涙がでてきた。

P303
自分たちの事業が、社会にどんな価値をもたらすのか。誰を幸せにできるのか。

『セゾン文化は何を夢みた』永江 朗

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