菊とギロチン

2018年10月8日 第33回水戸映画祭 水戸芸術館ACM劇場
茨城での上映が決まってから楽しみにしていた映画。

昔のことではなく、現在でも通じることが多すぎて、
逆行なのか普遍なのか、人間は変われないものなのかと思わずにいられない。

ギロチン社と女相撲の組合せは、どうなることかと思ったが、
あまりにもはまりすぎて、構想30年!!
女性が土俵にあがることが論議された時期に、公開時期が重なったことも何か考えされられる。

女性が虐げられていたことが描かれていて、
だからことの「強くなりたい」の思いが強く伝わる。
いろいろなものから逃げてきた人たちの居場所としての女相撲。
女相撲だけではなく当時、旅一座など全国を廻って興行する集団があり、
一種の避難場所になっていたのは想像できる。

ギロチン社は知っていたが、中濱鐡については詳しく知らなかったので、書籍も買ってしまった。

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