ゴールデンスランバー

2010年2月7日 TOHOシネマズ 水戸内原
原作:伊坂幸太郎×監督:中村義洋
の前作2品は見逃しているが今回は、
音楽:斉藤和義
ということで絶対に落とせないと朝一の回に。


久々に映画を観たというか物語を読み終えたという感触。
「習慣」と「信頼」を武器に。
若い頃どうでもいいことで長い時間を一緒に過ごした仲間って、なぜこんなに懐かしくて信用できるんでしょうね?
何も飾らず素の自分を出せる信頼感。
そこには不器用なだけで何も損得がない関係だったからだと自分自身を振り返ってそう思う。
いくつかのエピソードが最後にとても貴重なものになる最後の数分は笑い泣き。
これぞと思う。
今までで一番驚いたラストは歌野晶午さんの小説『葉桜の季節に君を想うということ』。
これこそ映画にしにくいというか、『アヒルと鴨のコインロッカー』が映画化できたからいつかできるんでしょうか?
父親のコメントを求める人たち。現実のTVでよくあるシーンだがいつもそんなの必要ないのにと思っている人間なので、あの父親の態度は涙。。。そして最後の。
青柳の先輩が「ロックだな」という台詞がかなりお気に入り。
やはりモデルは増子兄〜!?
悪役の2人、佐々木役の香川さんと小鳩澤役の永島さんが◎
特にこういう少しコミカルな永島さんをみたことがないのでよけい面白かった。
エンディングの「幸福な朝食 退屈な夕食」。
監督がエンディングにしたかったというだけあってピッタリ。

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